レース回顧

2026年9月13日、中山競馬場で菊花賞トライアルとなる第80回セントライト記念(GⅡ)が行われました。

今年のセントライト記念を制したのは、12番人気のジャスティンシカゴ

人気薄ながら好位からしっかりと脚を伸ばし、秋の大舞台へ向けて一気に存在感を高める勝利となりました。

セントライト記念2026 結果

2026年9月13日 / 中山11R / 芝2200m / GⅡ

  • 1着ジャスティンシカゴ(12番人気)
  • 2着サヴォアフェール(2番人気)
  • 3着アウダーシア(6番人気)
  • 4着アスクエジンバラ(3番人気)
  • 5着エリプティクカーブ(9番人気)
  • 勝ちタイム2分14秒0
1番人気ゴーイントゥスカイは6着。
12番人気ジャスティンシカゴが勝利する波乱の結果となりました。

レースを振り返って

一番驚いたのは、やはり12番人気ジャスティンシカゴの勝利です。

道中は2番手から4番手あたりの好位でレースを進め、4コーナーでも3番手。後方から一気に追い込む競馬ではなく、しっかりと前のポジションを確保しながら最後まで脚を残していました。

直線に入ってから抜け出すと、外から伸びてきたサヴォアフェールを1馬身差で抑えてゴール。ジャスティンシカゴの上がり3ハロンは34秒2でした。

レースのラップを見ると、中盤では13秒台までペースが緩んだものの、残り800m付近から徐々にペースアップ。最後の600mは11秒5-11秒4-11秒6となっており、最後までしっかり脚を使う力が求められる流れでした。

その中で好位から抜け出したジャスティンシカゴの内容は、着順だけでなくレース内容としても印象に残るものでした。

勝ち馬ジャスティンシカゴについて

今回の勝利で、一気に評価を上げることになりそうです。

春のプリンシパルSでは2着。その後、6月の1勝クラスを勝利して今回のセントライト記念へ進んできました。

重賞では実績上位という存在ではなかったため12番人気という評価でしたが、その低評価を覆して重賞初制覇となりました。

特に良かったと思うのが、今回のレース運びです。

中山芝2200mで無理に後方へ下げることなく、ある程度前の位置を確保。勝負どころでもスムーズに動き、直線でしっかりと抜け出しました。

今回だけを見ると、単純に「人気薄がたまたま勝った」という内容には感じません。

菊花賞では3000mへ距離が延びるため条件は大きく変わりますが、今回の走りを見る限り、本番でも気になる存在になりました。

気になった馬

サヴォアフェール

2着のサヴォアフェールも好内容だったと思います。

道中はジャスティンシカゴを見るような位置から進め、直線では外からしっかりと伸びました。

最後は1馬身届きませんでしたが、2番人気馬として力は見せています。

勝ち馬との差以上に内容は悪くなく、菊花賞へ向けて引き続き注目したい1頭です。

アウダーシア

3着は6番人気のアウダーシア。

道中は中団よりやや後ろからレースを進め、上がり3ハロン34秒0で追い上げました。

勝ち馬より後ろの位置から最後に差を詰めているだけに、こちらも内容としては悪くありません。

距離が3000mへ延びる菊花賞でどのような競馬を見せるのか、個人的には気になる馬です。

ゴーイントゥスカイ

少し物足りなかったのが、1番人気のゴーイントゥスカイです。

道中は14番手、13番手、12番手、11番手と後方からの競馬となりました。

上がり3ハロンは34秒0と脚自体は使っていますが、前にいた馬たちも止まらなかったため、6着まで押し上げるのが精一杯でした。

能力を出せなかったというよりも、今回の流れと位置取りを考えると厳しい競馬になった印象です。

この結果だけで評価を大きく下げる必要はないと思います。

レースを見た感想

今年のセントライト記念は、12番人気ジャスティンシカゴが勝利する印象的な結果となりました。

人気だけを見れば大きな波乱ですが、実際のレースを見るとジャスティンシカゴは好位で流れに乗り、直線でもしっかりと脚を伸ばしています。

人気薄の一発というよりも、レース内容そのものに評価できる部分が多かった勝利だったと思います。

ジャスティンシカゴ、サヴォアフェール、アウダーシアの上位3頭は、菊花賞への優先出走権を獲得しました。

3000mの菊花賞では今回とはまったく違った適性が問われますが、今日の上位馬が本番でどのような走りを見せるのか楽しみです。

次走注目馬

ジャスティンシカゴ

今回もっとも次走が気になるのは、やはり勝ったジャスティンシカゴです。

12番人気での勝利が今回限りのものなのか、それともここから一気に3歳世代の上位へ入ってくるのか。

菊花賞でもう一度じっくり見てみたいと思います。


参考:JRA公式のレース結果等をもとに、レース内容を振り返っています。

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